調整池 〜石神井川編〜

みなさん調整池ってご存知ですか?
僕が知っている調整池は住宅街とかにある洪水防止のものです。
普段は公園的な使われ方をすることが多いです。

ここ多摩地区では神田川に代表されるような細くて普段の水量は少ないけれど、大雨の時は一瞬で氾濫する川がいくつかあります。
僕の近所(西東京市)を流れる石神井川もそのひとつです。
今年の夏も突発的な雷雨で石神井川が氾濫しましたが、西東京市での被害はそこまでではなかったようです。

そんな調整池の魅力(そんなものあるか!という意見も、もっともだと思いますが)を紹介しよう!


(たぶん)石神井川の一番上流に位置する調整池。またの名を芝久保運動場。

彼の国のボールパークを彷彿とさせる非対称な形。
思わずオルガンを持ち込んで「私を野球につれてって」を奏でたくなる、そんな調整池。
実際、野球場として使われることが多いようです。


上流から(たぶん)二番目に位置する調整池。またの名を向台運動場。

西東京市の調整池では一番大きいと思います。
東京ドーム一杯分位の水は入るかもしれません。
普段は野球やサッカー場として使われています。
照明塔も完備したちょっと贅沢な調整池。


登りたくなります。


次の調整池に向かう途中で発見した調整池。

普段は駐輪場として使用されているようで、一目で調整池とは判断しずらい調整池。
決して広い調整池ではありません。
都民の生活を守るため、僅かなスペースでも調整池にしてしまう国交省担当者の努力が伺えます。
駐輪場なので洪水時は当然自転車が水没するわけですが、自転車なら問題ないという判断なのだと思います。
肉を切らせて骨を断つことに似ていますね。
ちなみに、道を挟んで反対側にも同じような調整池がありました。


最後の調整池。大きさはそこそこですが、結構深い調整池。またの名を柳沢児童広場。

普段はただの広場として使われることが多いです。
土は固く、デコボコしているのでスポーツにはあまり向かない模様。

実はこの調整池、今夏の雨により草が生い茂り湿地化が進んでいます。
このまま行けば来年にはラムサール条約に登録されるかも…。

〜次の川に続く〜



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