青森の海
写真は八戸港です。
八戸港はサバやイカの水揚げで有名な八戸漁港をはじめ、国際航路等もあるので、とっても重要な港です。
周辺には火力発電所やら鉄工所やら製紙所やら水産加工会社やらがひしめきあっており東北でも有数の工業地帯でもあります。
そんな八戸港ですが、昨年３月の東日本大震災の際には津波の襲来というハプニングに遭いました。
写真の左奥に白っぽい線が見えるかと思いますが、実は堤防の跡です。
以前は全長４ｋｍほどの長い堤防だったのですが、津波で真ん中の部分が完全に破壊されてしまいました。現在は修復工事を行っています。
被害は堤防だけではありません。
去年もここを訪れましたが、ガードレールや松の木が根元からグニャリと曲がっていたり、津波で流された車がそのまま放置されたりしていました。
動画は八戸の津波の様子です。
先日ご紹介した蕪島がうつっています。蕪島周辺でも被害があり、トイレが破壊されたり、近くの民家が流されたりもしました。
波は比較的ゆっくり流れているように見えますが、実際にはものすごい力があるようですね。
幸い八戸では地形が変わる程の被害はなかったようで(それでも数名の方が亡くなっています)以前の姿を取り戻しつつあります。
逆に八戸から近い岩手県久慈市以南は、去年実際に見に行きましたが、かつての町並みが想像できないくらいの被害を受けている場所もありました。
八戸港では釣りもできます。サバなどが釣れるようです。
先日ご紹介した蕪島から海岸線沿いに南下したところにある葦毛崎展望台からの風景です。灯台のある風景が絵になりますね。
そんな展望台はなかなか立派なつくりです。今まで素通りだったんですが、今年は立ち寄ってみました。
見事な水平線。水もすごくきれいです。
展望台全景。蕪島まで遊歩道も整備されています。
さらに南下すると景勝地で有名な種差海岸があり、今回も訪れたんですが、例によって撮ってくるのを忘れたので画像はありません笑
相変わらす肝心な所が抜けてしまいましたが、また来年ということで勘弁してください。
