映画「東京オリンピック」
昨日は高田馬場の早稲田松竹で映画「東京オリンピック」を観てきました。
(説明の必要は無いと思いますが)東京オリンピックのドキュメンタリー映画です。
といっても単なる記録映画ではなくて、それぞれの場面でドラマ性を持たせた構成でした。
そのなかでも特に「音」にこだわっている印象があります。
選手の息遣いはもちろん会場に流れる様々な音を上手く拾っています。
東京オリンピックというと、実際に体験していない世代からしてみれば
主にいくつかの白黒写真と白黒映像(たまにカラー)からしか知ることが出来ませんが
リアルな音が加わると、半世紀近く前の出来事とは思えなくなります。
あと、大会運営も全体的にいい意味で大雑把だと思いました。
近年の大会は沢山の制約がありそうですし、スポンサーもうるさそうです。
その他印象に残った事
・入場行進が今と違ってきっちり列を作っているので恰好いい。
・アメリカの次はソ連が入場(待機中気まずくならなかったのだろうか)
・男子マラソン、トラックの外に出るときの進路の傍に太い柱があるが、フツーの毛布をぐるっと一枚巻いて選手を保護。
・同じく男子マラソン、給水所がスポーツドリンクの試飲会状態。
・当時の建物の壊し方が豪快(ビルの外壁一面をバターンと倒す)
そもそも早稲田松竹自体初めてでした。
席は足が余裕で組めるくらい広く、ドリンクも良心的な値段。
さらに、トイレも綺麗だったのでまた行きたくなりました。
そして、2013年ラスト謎土手へ。
近所のシチズン本社。
それでは、良いお年を!